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子育て歴10年目の子育て家のtaccoです。
十数年ぶりに昔働いていた職場でアルバイトを
することになりました。
通勤だけで精一杯な毎日(+_+)
小3だったの息子の登校渋り、不登校の経験談を親の目線で書いてます。
「休みグセ」とは?
うちの子の休みが増えていくと、学年が変わるごとに担任の先生から必ず言われた言葉・・・
![](https://i0.wp.com/www.kosodatelabo2022.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/b-woman.png?resize=160%2C160&ssl=1)
「休みグセ」がつくことを私は心配しています。
今、小3の息子です。
担任していただいた3人すべての先生(担任は1年交代制)が「休みグセ」が心配だとおっしゃいました。
でも、「休みグセ」なんてつきません。
子どもが「休みたい。」と言った時はSOSをきちんと言えているということ。
休みグセがつかないと言える理由は「マズローの欲求5段階説」
マズローの欲求5段階説は、米国の心理学者A・マズローが発表した学説です。
本来は人間行動全般に関する理論ですが、心理学を超え、教育学、経営学などに影響を与えました。
例えば「生理的欲求」を満たされなければ、「安全の欲求」は考えられないということです。
初めて自分の能力を発揮して活動したいという欲求
承認欲求・・・ほかの人から認めてほしいという欲求
社会的欲求・・・集団に所属したり、仲間を得たりしたいという欲求
安全の欲求・・・身の安全を守りたいという欲求
生理的欲求・・・食事、睡眠、排せつ、性欲など動物が生きていくうえでの本能的な欲求
子どもが学校に行きたくない理由はいろいろあると思います。
- お友達に嫌がらせされた
- お母さんやお父さんと離れるのが不安
- 自分でも理由がわからないけど、行きたくない
これらはすべて「安全の欲求」が満たされていません。
「安全の欲求」が満たされれば、「社会的欲求」が少しづつ芽生えてきます。
![tacco](https://i0.wp.com/www.kosodatelabo2022.com/wp-content/uploads/2022/08/in178310553608107211341.png?resize=256%2C256&ssl=1)
そう!
休んでいても自分は安全だと受け入れられたら
「学校に行きたくなる」ってことです。
「安全の欲求」を満たすためには、その子のココロの声を聴いてあげることが大事です。
ココロの声を聴くために親ができることってなんでしょう?
うちの子の場合
休みが増えていき始めたころ、担任の先生から言われたこの言葉、
![](https://i0.wp.com/www.kosodatelabo2022.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png?resize=160%2C160&ssl=1)
休みグセつきますよ
私を追い詰めていきました。
私が追い詰められたことで、息子のホセを追い詰めることになります。
![ホセ](https://i0.wp.com/www.kosodatelabo2022.com/wp-content/uploads/2022/08/ym82854064408107212315.png?resize=256%2C256&ssl=1)
今日、学校やすみたい・・・
![tacco](https://i0.wp.com/www.kosodatelabo2022.com/wp-content/uploads/2022/08/in178310553608107211341-1.png?resize=256%2C256&ssl=1)
遅刻してでもいいから、学校に行こう!
このやり取りを1年生の間、続けました。
担任の先生から
「休みグセがつくと困るので、遅刻してでもいいから学校に来るようにしてください。
休ませないで下さい。」
言われました。
まじめな私※は先生の言葉をそのまま受け取り、嫌がる息子を学校まで送っていました。
※よかったら自己紹介見てみてくださいね
はい、そうなんです。
最初はしぶしぶ遅刻してでも行っていた息子が、
泣きながら「おなかが痛いから学校に行きたくない。」と言ってくるようになりました。
今、思えば息子の「安全欲求」を私が壊していました。
その後、息子の行き渋りがひどくなっていきました。
夫との話し合いの中で、私の大事にすべきものの基準がはっきりしました。
![夫](https://i0.wp.com/www.kosodatelabo2022.com/wp-content/uploads/2022/08/1726-256%C3%97256.png?resize=256%2C256&ssl=1)
「家が安心できない場所じゃなかったら、
子どもはどこで安心すればいいの?」
そう、夫に言われたこの一言が全てです。
私は子どもの将来のことを思って
「学校に行かせなくてはいけない」
って思っていました。
先生が言う通り休み続けると、
学校に行けなくなる、不登校になる、社会から孤立する・・・
よくないことばかり考え、不安に思っていました。
息子の「いま」を見れていませんでした。
今、なんらかの理由で「学校に行きたくないと思っている」ということを。
でも、この件があってから「いま」を見ようと思いました。
今、息子の居場所をつくれるのは私達、親しかいないから。
私もすぐに息子の「いま」を見れるようになったわけではありません。
弱い私は時には不安に押しつぶされて、息子に当たることもありました。
息子を傷つけては、あやまりました。
それでも、息子の希望した「学校を休むこと」を私は受け入れることにしました。
その後、息子は変わっていきます。
でも、休みグセなんてついていません。今、学校に通い始めています。
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